ハイゼットとアトレーの違い

 20年以上前はハイゼットしかありませんでしたが、荷物より人が乗るのが多いのでもう少し普段の車にしても差し支えの無いものが欲しいというので、HIJETから派生してアトレーが出来た。
  ハイゼット    
基本的な骨格やデザインはほとんど同じです。ただ内装は全然別物です。現行のものでもそうですが、室内のボディの金属部分はほとんど内張りで隠されてるしシートの材質、リクライニングの角度、座席の取り付け位置、吸音材などが少しずつちがいます。

 はっきり言ってしまえばHIJETは後部座席は形だけのもの。あとサスペンションも違います。現在のHIJETのリヤスプリングは板バネでアトレーはコイルバネです。その代わり最大積載量も変ります。アトレーのワゴンとバン(4ナンバー)でもバネの硬さが違います。ワゴンは少し柔らかくなります。
 ノーマルのハイゼットはリーフスプリングで600kg位は楽勝で載せて走れる足ですが、アトレー4ナンバーでも400kgが限界です。
 アトレーのワゴンとバンの違いはリヤシートです。ワゴンは分割しているリヤシートが両方前後にスライドします。それから、バンのリヤシートはリクライニングしません。新車で買ってもバンは2年車検です

 ただし、税金はバンの方が安いです。任意保険は貨物は全年齢のみで家族限定が付けれないという制約があるので、26歳以下の人が購入する場合、4ナンバーの方が保険がやや安い! というメリットがあります。
 エンジンはハイゼットはNAオンリーでデラックスターボが登場するまではターボがありませんでした。かつて550cc時代にはスーパーチャージャー仕様がありましたが、660cc登場と共に消滅しました。荷物を載せ低回転からトルクを出す為にターボでなくSCを積む区別がありました。
 ハイゼットの装備面にはアトレーにはない、ダブルハッチ仕様とかハイゼットオリジナルの装備があるグレードが存在したことがあります。



 
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