ジャンボに純正メーター移植
メーター
メーター

 西崎さんと6146Bさんの掲示板書きこみより抜粋

この前OFF会の時に譲って頂いたものを装着しました。
シートはトラックのレールと組み替えました。メーターは配線を切ったり張ったり・・・。大変でした。しかも、ECUからでている回転計ラインは、下調べと違うし。
結局オシロで探って探し当てました。

中古のS210P(オプション無し4駆MT)のメーターを仕入れて事前チェックしピン配違いを図面化、さらに現車S200P(オプション有り2駆AT)とS210Pとの違いを図面化し、S200Pのダイオードマトリクス(これをしないとエンジン掛からず)とオプションのエアバック警告回路の部品を移植(S100は電球警告だがS200はLED警告)エアバック警告回路はパターンカット2カ所、付線2本、EPS警告は付線1本しました。
計器はS100を使用し、警告灯シートはAT用のS200Pを使用。メーター系はバッチリでしたが、タコメーターのみ動かず・・・午前中のうちにエルグランドで40Km先の会社へオシロスコープを拝借に行きました。午後からオシロを使いコンピュータの配線を1つずつ波形観測。軽トラック研究会発表の車とはコンピュータが大変更されていることが判明しました。殆ど配線が違っていました。臭い波形にも悩まされましたが行き着いたのが矩形波ではなく綺麗な微分回路の波形。回転に合わせて波形が伸び縮みします。ここから信号を取るとバッチリでした。計測器を使えば難なく出来る作業でした。波形の中には負圧計信号らしきモノがあったり波形観測しているときは結構楽しかったですよ。ここまでするかと言われそうな作業だったことは間違いありませんが・・・

AT車のメーターパネルのみ着いていたダイオードマトリクスは車の安全回路です。
PとNの信号をダイオードで分岐しコンピュータへ戻してP,N以外ではセルが回らなくなります。
PとNの信号を1本の線で戻すには一方通行のダイオードで分岐と合流を同時にやれば簡単というわけ。
メーターがない場合とダイオードが無い場合、信号が戻らないのでセルは回りません。MT車にはダイオードはありません。なぜか、ダイオードの代わりにクラッチにスイッチが着いています。



 
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