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5代目アトレーの歴史 |
2005年6月 5代目にフルモデルチェンジ 2005年9月 HDDナビエディション追加 2005年12月 マイナーチェンジ(法改正対応) 2006年4月 ブラックエディション追加 2006年12月 マイナーチェンジ(カラーバリエーションなど小変更) 2007年9月 マイナーチェンジ(エンジン、内装、装備変更) ハイゼットのフルモデルチェンジに遅れること半年、アトレーワゴンのフルモデルチェンジが実施されました。 ボディはハイゼットをベースとしており、ヘッドライト、バンパーなどが変更されています。 運転席周りフロントシートシートはやや中央寄りにオフセットされており、ハンドルを正面に向くようになっています。そしてペダル配置が以前よりは左寄りに感じなくなっています。メーター関連はスピードメーターが大きめで見やすい。しかし液晶部分はオレンジに黒い文字では分かりにくさがある。ATのポジションはデジタル文字表示に変更となりましたが分かりにくく、従来のランプ方式のように点灯位置の方が瞬間の判断に優れます。 水温計は消滅し燃料計がバー方式になりました。アナログの針の方が実用的ですが、配置するスペースが無さそうです。 シルバーのメッキインパネを採用していますが、上側部分はグレーのままとしてありガラスに反射して前方が見難いということはないようです。 2DINデッキもポップアップモニターが装着可能が良くなっています。配置も場所が良い。 エアコンに関してはシフトレバーがPの位置の時は温度調整がレバーが邪魔で操作がしにくい。 エアコンの風量レバーもハイゼットみたいに奥行きある方が操作しやすい。見た目はアトレーですが・・・ エアコンですが、今回は良く冷えます。よく冷えているのがわかるんですが、S120系、S220系に比べるとエアコンONとOFFの走行パワーダウンが大きい シートはクッションが柔らかくなっていると思います。背もたれ角は以前よりも起すことが可能になりましたのでポジションは取りやすいです。気になったのはシートを下げすぎるとハンドルがやや遠いと感じます。 死角もそれほどなく、バックする時も視界のさえぎりが少ないです。 リアシート、荷室今回ヘッドレストがミラアヴィなどと同じくL字タイプになりました。一見するとハイゼットクルーズの通常タイプの方が乗用に見えてしまいます。 恩恵としてはシート格納でヘッドレストそのまま格納可能になっています。 またシートの背もたれをやや低くしてあり、シート全体の小さくなった印象です。あと2cm欲しいところでしょうか シートの背もたれが低い分視界が良い。歴代アトレーでは一番良いと思われます。 リアシートのセンターアームレストにカップホルダーが付きました。 リアシートスライドは半分から後ろ以上なら快適です。半分より前だと狭いです。 シート下にアンダーボックスが新規に出来ましたが、アイデアは良いんだけど取付がしにくい。ここには普段使わない整備パーツ入れに使うのがよいかも 荷室フロアが低くなっており、荷物の出し入れが楽になりました。フロアが低くなったものの、内蔵ステップが消えていますので、従来のステップより高い位置にフロアが来ているので注意が必要です。 外観などフロントスタイルはバンパーとメッキグリルでハイゼットとの差別化を行なっています。ボディはハイルーフを採用しロールーフのアトレーは消滅しました。カスタムシリーズのみのラインナップでCL、CXの標準系は設定されていません。 カスタムターボRSはディスチャージヘッドランプ、リアスポイラー、フォグランプを装備しています。 アトレーのドアですが、2代目からBピラーが連続化したプレスを行っていたのですが、Cピラーと初代アトレータイプになりました。 ドアの下側ですが、サイドシルが見える形に変更されています。従来だとドアを開くとドアについたエアロも一緒についてまわるのでADBだと下側をぶつける問題がありましたが、その心配が消えました。 雨樋は汎用ルーフキャリアが取り付けしやすい雨樋タイプに戻りました。3代目、4代目アトレーでは専用キャリアで不便でしたが、2代目アトレーみたいなタイプに戻って便利になっています。 そして3代目アトレー以来となるカラードアハンドルを採用。 スライドドアの窓は2/3しか開きません。全開が望ましいのですが、リアシートに座って窓を開くと窓の下端が下がっているので子供の転落が考えられる為と思われます。 スライドドアは動きが軽くなっていますので、イージークローザーの必要性は下がっています。 気をつけたいところはBピラーにスライドドアの電気接点が従来までのCピラーの隠れるところから見える場所に移動されています。バネで奥まで押さないと電気は流れませんが、子供が触りやすい高さなので、オーナーになった方は注意願います。 走行性能エンジンの静粛性がアップしており、アイドリング時はエンジンよりもマフラーからの排気音が目立ちます。4ATのシフトゲージはトヨタ方式を採用しており P R N D 2 L とODボタンが用意されています。 通常はDレンジで必要に応じてOD切替、坂道で2、Lを使用可能です。 走行性能ですが、先代までの特徴だったターボによる急激な加速が抑えられており、従来とスペックは同一ですが、穏やかな加速性能となっています。シフトショックも少なくマイルドな加速性能ですので内装と走りは合っている印象です。 ターボエンジンですが、加給圧が抑えてあるものの、フルスロットルで加給圧が解放され従来のような加速が可能なつくりです。 乗り心地ですが、サスペンションが柔らかめとなっており乗り心地が良いです。そのかわりロールが大きく感じられ、スポーティな走行は不向きな設定です。 ブレーキ性能ですが、先代と比べると明らかにダウンしています。先々代と同等以上は確保していますが、先代モデルのような性能が欲しいと感じました。 メーカーオプションについて購入時のオプション設定ですが、以前に比べれば選択肢が少なくなったので判りやすくなったかと思います。他メーカーに比べれば多いです・・・。・MOMO革ステアリング これは好みで選択が望ましい。 ・リミテッドパック スライドドアイージークローザーがついてきます。お年寄りや小さいお子さんがおられる場合には便利 ・オーディオレス フロントの16cmスピーカーはついてくるので好きなオーディオを付ける方には必須オプションです。 ・2DIN CD/MDステレオ オーディオレスから4万円アップとなります。外品にするか微妙な価格設定 ・リアヒーター 暖かい地域以外ではあると便利です。個人的にはイチオシのメーカーオプションです。 ・寒冷地仕様 リアヒーターとバッテリー強化、オルタネーター強化など必要に応じて選ぶとよいオプション まとめ(良いところ)・運転席が広くなった、ポジションも自然 ・アルミはJWL-Tでハイゼット流用で車検OK ・フロアが低く乗り降りが楽になっている ・荷台も低く載せ降ろしが楽 ・シートのクッションが柔らかくなった。 ・収納箇所が増えた ・荷室に荷物固定がしやすいオプションが多いのが好印象 ・荷室マットのクッション材が分厚くなった ・ABS標準化(先代のカスタムターボGセレクションとツーリングターボから実質2万円の値下げ) (改善点) ・5MTが欲しい ・4WDの電子制御ロックアップATが消えてしまった。 ・ブレーキ性能が弱くなった。フロントブレーキ 13インチVディスク化 ・アトレーなのでAT操作をMAXみたいなゲート式なら高級感アップ (気付いた点) ・ヘッドレスト外しでいいので、背もたれをあと2cm高く ・後ろの窓が全開しない(S80のようなスライドロックが欲しい) ・助手席のグローブボックス下の物入れが邪魔 ・後席を後ろまで下げると荷室はやっぱり狭くなる(180mmのうち100mm位置がベスト) ・バブル時代のS120系と比較するせいかコストダウンが目につく(プラスチックの質感ダウン、スポイラーにLEDstopランプがない) マイナーチェンジ(2005年9月)HDDナビエディション追加・HDDナビを特別装備したお買い得仕様。 ・カスタムターボRにイージークローザーのオプション設定が追加 (2005年12月)マイナーチェンジ(法改正対応) ・カスタムターボRにヘッドランプレベライザー追加 (2006年4月)ブラックエディション追加 ・内装のシート表皮、インパネ、メーター文字板を専用装備 ・イージークローザーを標準装備 (2006年12月)マイナーチェンジ(小変更) ・カラー設定変更 コーラルピンクメタリックオバール → ライトローズマイカメタリック オーシャンブルーメタリック → パールホワイトIII ・リアマフラーテールエンドがハイゼットと同じ下向きへ(大型マフラーカッター消滅) |