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ハイゼット・ライトバン アトレー RT ハイゼット・トラック is アトレー クラシック
8代目ハイゼット

乗用ユーザーを主眼としてきたアトレーをハイゼットシリーズから分離、名実共にキャラクターの分離化を進めた。
アトレーシリーズは4ドアのリバーノ、RVブームのRT、レトロルックブームに乗っかったクラシック。ハイゼットシリーズではメッキを多用した鉄仮面isなどと、バリェーションが増え細分化している。
フロントマスクだけとってもかなりのパターンが有り複雑。
8代目 ハイゼット S100、S110

 8代目ハイゼット(S100、S110)登場

  1994年1月 〜 1998年12月

 スタイル重視の為、中が狭かった先代と異なり、広さと静粛性と走行性能で一番を目指したキャブオーバー決定版のハイゼット。中の広さと開口部の大きさ等、隠れた利便性が高いが、外観が先代が良すぎた為に、目立たない。
 当時ライバルを徹底的に研究し、80km/h走行時の騒音が一番小さく、0→200m加速、40km/h→80km/h加速では一番早く、積載容量が一番大きく、運転席も先代より広い。そしてオプションながら後席ELRシートベルトを軽1BOXで初採用、MTはアウトプットプリダクション方式など先進性や安全性の高いモデルだった。
 内装も乗用者車をイメージしており運転席まわりはスポーツモデル風である。

ハイゼットis  トラックモデルは先代モデルから継続したグレード展開で、多彩なバリエーションがある。
 96年に最上級豪華仕様としてスタイリッシュトラックのハイゼットisが登場した。サイドスカートを採用し、個性的なフロントマスクである。トラックのフロントマスクはHijetプレート違いで2種類とisの3種類ある。
 デッキバンやスーパージャンボ等ハイゼットしかないグレードは健在。デッキバンは上級グレードにデッキバンGXが存在しヘッドライトのみハイゼットで他はアトレーの装備であった。ジャンボは97年に追加された為、1年ほどしか生産されなかったが、後ろの荷室が拡大されスーパージャンボとなったが、窓が遮断されたため、防犯には役だったが、斜め後ろの視界が悪い。
ハイゼットバン  バンモデルはロールーフとハイルーフの2バージョン存在する。ライバルよりも最後まで残っていた積み下ろしが楽な低床仕様がなくなり平床仕様のみとなった。
 バンモデル(アトレー含)は荷室の重さによってブレーキを調整するPSLV式を採用している。中の広さは一番であり、フラッシュサーフェイス化されたことにより空気抵抗係数は0.42と形状の割には優秀。
 後期モデルはフロントウィンドウ下がブラックアウトされていないアトレー顔になったり、カラードバンパー装着など低グレードのアトレーと見た目は同じになっていった。
  パネルバン
  
フロントマスクの仕様は結構多彩であり、下記の表に示す。
アトレーバントラック
ノーマルノーマルノーマル
後期リバーノ異型ヘッドランプ(アトレー用)天晴
RTis
クラシック

カラーバリエーション
トラックホワイトブルーis
バンホワイトシルバー1シルバー2

(みささみまさかさんコメント)
ハイゼット・スーパージャンボ

キャビンを大型化し、リクライニングを可能とするなど居住性を改善した軽トラック。
割とよく売れるのか、現行型に至るまで切れ目無くラインナップされている。
貨物車としてよりも、通勤や買い物といった移動手段に使うことが多い地方の人に人気が有るらしく、地方に行くと結構良く見かける。
つまり私の住んでいる「地方」(←僻地一級指定地なのである)ではよく見かける、という事。

スーパージャンボはさすがにあまり見かけない。
ハイゼット・スーパージャンボ

ハイゼットデッキバン

上で紹介した「ジャンボ」と同様、ハイゼットの隠れたヒットモデル。
これまた根強い支持者が居るらしく、電器店などで使われているのをよく見かける。
現行型はセミキャブモデルで有るバンをベースにしており、狭っ苦しかった荷台スペースが更に狭くなっている。
もっともこのクルマを買う様な人は荷台の広さよりも、4人乗りだけどトラックとしても使えるという利便性を買っている訳で、問題はないのだろう。

 ?

テールゲートが2段重ねになっている変わったトラック、鳥居とゲート上端にトラ色の警戒表示が施してあるが、何に気を付けろというのであろうか?
用途不明。

アトレークラッシック

一時期異様な盛り上がりを見せたレトロルックブームの産物。
レトロルックデザイン全般に云えることだが、安直で場当たり的な仕様が多すぎると思う。

もう2.3年経ったら徒花として話題に上るのでしょうなぁ・・。

ハイゼットis

大工、左官といった職人さんが使っているのをよく見かける。
人とは違う、こだわりの軽トラという事で受け入れられたのであろうか。
それにしてはサンバートラックのクラッシックは殆ど見かけない、こちらは職人さん達の「感性」に合わないのだろう。
私も関西人として、この「感性」というのは理解できる様な気がする。


 
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