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9代目ハイゼット

軽自動車の規格改正に呼応した新規格モデル、ハイゼット・カーゴを名乗るライトバンは、ジウジアーロデザインのセミキャブスタイルに変身。
トラックは旧型に手を入れた改良版で、フルキャブのトラックと、セミキャブのバンという異例の2本建ての構成をとることになる。
カーゴは2004年12月にフルモデルチェンジを行なったが、トラックはビッグマイナーチェンジを実施しインパネ、フロントフェイスの変更を受けて継続販売されている。
2004年12月より群馬県のダイハツ車体が大分県に工場移転し社名変更したダイハツ九州で生産されている。
ハイゼット・トラック ハイゼット・カーゴ
9代目 ハイゼット S200、S210

 9代目ハイゼット(S200、S210)登場

  1999年1月 〜

 1998年10月に軽自動車は新規格に移行した。しかし移行までの猶予期間があり、ミラやムーヴに遅れること2ヶ月1999年1月に新型のハイゼットがリリースされた。
 このモデルチェンジによりハイゼットは2つの路線を走ることになった。巨匠ジウジアーロがデザインしたS80を彷彿とさせるデザイン重視のハイゼットカーゴと先代モデルのフロントマスクを変更しマイナーチェンジしたハイゼットピックです。

ジャンボトラック  ハイゼットピックは先代モデルをベースに形式が異なるがビッグマイナーチェンジの為、荷台の長さはそのままで幅が広がり、登場時クラストップの荷台長を確保した。オフセット衝突に対応していないが、エアバッグ、フレーム強化等、先代をさらに超える剛性を確保している。
 他のライバルと比較すると実用性はダントツでトップであるものの、助手席エアバッグ、ABSなど安全装備面では劣っているのは否定できない。(ABSと助手席エアバッグは2004年12月のマイナーチェンジで装備可能となった。)
エクストラ最上級仕様。アトレーに装備されないカラーハンドルやツインカムDVVTエンジン、シートはファブリックと高級である。
STパネルバンST、サイドスカートを新規格で唯一装備している。(ミニキャブのサイドスカートはMCでなくなった。)
1999年からMCで全グレードカラードバンパーとなり高級感がUPしている。


顔バリエーション
初期スペシャル黒いバンパーで一番下らしい
初期デラックス黒いバンパーだがセンターにメッキグリルがある。
ツインカムスペシャルカラードバンパーとフロントセンターのメッキグリルが特徴
後期スペシャル黒いバンパーからカラードバンパーに変更、精悍になった。メッキグリルはなし

 9代目ハイゼット(S200、S210) ビッグマイナーチェンジ

  2004年12月 〜

 ハイゼットカーゴフルモデルチェンジと同時にトラックは継続販売ながら、外観やインパネなどを大きく変更しビッグマイナーチェンジを実施した。
 トラックのフルキャブ形状は安全面で劣るものの実用性が高く、ハイゼットとサンバーを合わせシェアの5割以上を占めている事から根強い需要があったと思われる。(後にキャリイにフルキャブモデルが追加されている)

  2007年12月 〜

 エンジンがEF型からKF型に変更されました。全車ツインカムエンジン搭載によりエアコンパワステツインカムスペシャルがカタログから消滅しました。

フロントスタイル  グレード体型は基本的にマイナーチェンジ前と変更なし。ツインカムスペシャルが、エアコンパワステツインカムスペシャルと標準装備が増えて長いグレード名となった。
 助手席エアバッグ、ABSなど安全装備の選択肢が増えている。
 インパネはハイゼットカーゴと共通の丸いメーターパネルのものへ変更された。オーディオの装着位置が高くなりナビ装着が便利になっている。
リアスタイル  フロントだけでなくリアも変更され先代ハイゼット後期から採用されたリアテールランプがスタイリッシュな形状へ変更されている。
ジャンボジャンボはカタログモデルに昇格し、ファブリックシート、パワーウィンドウ、エアコンなど快適装備が充実した。
ツートーンカラーボディカラーのブルーが消滅した代わりにシルバーとエクストラにツートーンカラーオプションが設定された。ツートーンカラーはマイナーチェンジで消滅。L502SミラTR-XXとL602SムーヴSR-XXの1996年モデルにも同じようなツートーン設定があったが共に短命であった。



 
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