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2代目 ハイゼットキャブ

 2代目ハイゼットキャブ登場(S35、S36)

 1964年4月 〜 
  1967年 〜 1968年3月 (水冷エンジン搭載)

 ハイゼットの派生車種としてハイゼットキャブ(フロントシート下にエンジンとタイヤがある)が登場。
 追加モデルにより軽1BOX初の水冷エンジンを初採用、水冷エンジン採用により快適装備であるヒーターが装備され当時の商用車では画期的だった。
 ハイゼットがあったのでこの車はハイゼットキャブが正式名称。2サイクル2気筒356cc21psのエンジン。

 ボディ形式はトラックとバンボディの2種類。運転席は当時の軽自動車らしく前開きのフロントドアを採用していた。

 この形式のハイゼットを初代の派生車種にするか、2代目にするかは迷いますが、S35とL35と根本的に形式が異なるので、2代目にします。
 エンジン形式により車両形式は2種類となっており、空冷がS35、水冷がS36です。

ハイゼットキャブ トラック (みささみまさかさんコメント)

キャブオーバータイプとしては初代に当たるハイゼット、旅行中高知県内で発見。
見たところ全く錆びなしで傷一つない、ホイルキャップとかも全部ついてるしでとても綺麗だった。
推理するに兼業農家で使われていた車が、代替えで放り出されたのではなかろうか。月に1回とかしか使わず、農繁期以外は納屋にしまい込まれていたとか・・・。私の身近ではこのパターンちょくちょく見かけた。

スバルと同じ前開きのドア、なんとも簡素でさっぱりとしたお醤油顔(死語だ)、同時期のミニキャブとキャリィも同じ様な顔してます、当時の商用車といえば簡素そのもの、フロントマスク中央にばこんと大きく開くベンチレーターが有るのもキャブオーバー車のセオリー、昔家にあったポーターキャブを思い出す。

当時の軽トラックはボンネットかセミキャブオーバーが主流で、フルキャブオーバーならではの荷台の広さが売り。
ハイゼットと同じ空冷エンジンでスタートしたが、後に水冷エンジンに換装。


 ニューラインキャブ登場(S50)

 1966年2月 〜 1968年3月

 800ccエンジンを搭載しハイゼットキャブの荷台を延長し500kg積載可能なトラックとして登場した。
 後継モデルは存在せず、タウンエースのOEMであるデルタが後継かな?
ニューラインキャブ (みささみまさかさんコメント)

ニューラインと同じく、軽規格のハイゼットキャブを小型車化した派生モデル。
やはりニューラインと同じ800ccエンジンを搭載、積載量500kg。
昭和43年ハイゼットキャブのモデルチェンジに合わせて消滅、ハイゼットキャブと運命を共にした。



 
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