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7代目ハイゼット

約8年間と比較的長期に渡って生産されたモデル、平成2年軽自動車の規格改正に伴い、660ccエンジンを搭載・ボディ拡大化の変更を受けている。
7代目 ハイゼット S80、S81、S82、S83

ジャンボ

 7代目ハイゼット(S80、S81、S82、S83)登場

 1986年4月 〜 1990年3月 (550cc)
 1990年4月 〜 1993年12月 (660cc)
 
 角張ったスタイルから一転し、スタイル重視のスタイルになった。デザインは先代までと異なりアトレーのデザインを設計してからその商用版を設計したようで、フロントドアとリアスライドドアが連続した形になっていることから4人の乗用と荷物というデザイン感覚です。
 このコンセプトの端的な例がデッキバンといえるでしょう。全体がフラッシュサーフェイス化されたことにより空気抵抗軽減に役立っているようです。

 Bピラーがフロントドアとリアスライドドアの間に埋めこまれ見えないようにしてあります。これは軽1BOXで初採用で、今日の軽1BOXでは当たり前のデザインとなっています。
 スタイル面で、他社を圧倒しており、若者に支持されるデザインでした。このデザインは後に出たアクティやミニキャブがアトレーを意識し、曲面を多用したデザインを採用している。

 基本的な部分は先代から共通ですが、エンジンは3気筒のEB型が採用されエンジンパワーとトルクが若干パワーアップしています。4WDはパートタイムを採用しているがオートフリーホイルハブを採用し利便性と燃費UPを図った。

トラック  物品税の廃止により軽自動車は新規格としてボディの全長が10cm伸び、排気量が660ccに変更となった。決定から実施まで一年という短期間である為に、当時ミラが一番売れており、ミラの開発を優先した為、ハイゼットとアトレーは10cmフロントを伸ばすマイナーチェンジを実施した。
 エンジンはEF型に変更された。排気量UPによりATと5MT選択可能なモデルが拡大されたが全グレードというわけではなかった。マイナーチェンジの割にはボディ剛性のUPとフロントダッシュボードの変更など、見た目以上の変更を実施している。ヘッドライトは660ccから全車角目ヘッドライトを18年ぶりに採用した。(注 88年にハイゼットの一部で採用されている。)

 トラックは一方開きと三方開きの2バージョンがあり、S65からの基本ラインナップから変更はされていない。しかし550cc時代はパワー不足を補う為に、トラックにはスーパーチャージャーを搭載し走行性能をアップさせたモデルも存在する。(見た目がただの軽トラなので見分け困難) スーパーチャージャー搭載モデルはエアコンのコンプレッサーの替わりにスーパーチャージャーユニットを装備した為、エアコンが装着出来ず、メンテナンスの手間から短命に終わった。見分け方はリアのあおりにステッカーが貼ってあるくらいである。
アトレーデッキ  セパレートデッキ、ジャンボ、ダンプ、パネルバンだけでなく、電気器具会社と共同で開発した4人乗りトラックとしてハイゼットデッキバンが登場した。デザインもユニークでジャンボを真似して出たホンダアクティ(すぐに消滅)は存在したものの、デッキバンの類似品は日本では未だに存在しない。アトレーのデッキバン仕様も存在する。
ハイゼット  バンはロールーフ低床、ロールーフ平床、ハイルーフ平床の3バージョン存在する。利便性アップの為、リアゲートの窓が開くダブルハッチゲートが軽自動車で初めて採用された。リアワイパーが装備できないことや、1BOXは窓の位置が高くなることからユーザーの使用頻度が低いことにより、途中からメーカーオプション扱いになりS80系のみで消えた

 当時電気自動車といえばこの世代のハイゼットが一番多かった。EVの見分け方は以外と簡単でリアゲートがハイルーフボディなのにロールーフ用のリアゲート(上部は延長されている)とバンパーを使用しているハイゼットは全てEVである。

フロントマスクの仕様も多く、アトレー4種類、トラック3種類、バン4種類と多彩である。
アトレーバントラック
550cc角目550cc丸目550cc丸目
550cc異型550cc角目660cc角目
660cc異型660cc角目660cc角目グリル付
550cc異型グリル付660cc角目グリル付
カラーバリエーション
トラックホワイトブルーシルバージャンボ
バンホワイトベージュブルー


 
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