再来月といいつつ約1ヶ月でつくりあげる予定の冬コミ同人誌ですが、
印刷所に出すとなると、色々と最初に考えておかないといけないことがあります。
まずはページ数とサイズ、そして部数。
大手サークルだったら2000部とか持参不可能な冊数(というより自宅に在庫どうやっておくんだ?)というのがありますが、自動車ジャンルでは中堅でもジャンル的には弱小なので発行しても100部です。(過去最高で140部完売が最高)
そうなると印刷料金が高くどうしても利益が出ない。うちは赤字サークルですが、好きでやってるんで気にはあまりしません。
印刷ですが、表紙がカラー印刷が同人誌の最近の主流ですが、うちの場合はカラーを使わない事があります。
カラーの場合は3色カラーのものや、4色カラーもありますね。
一番高価な印刷だったのは蛍光ピンクを入れたマリみて本の印刷でした。表紙を描いたsimonさんも絶賛な印刷でした。
(実はまだ在庫があるんで、表紙だけ気に入って買ってください)
蛍光ピンクの印刷は肌色が綺麗にでるのでsimonさんの絵だとぴったりだったんですけど、他の絵だと3色カラーが良い感じでした。値段が高いから良い出来ではなく、絵とのバランスで選ばないといけないところです。
車の本になると面白い事に、1冊を除いてカラー印刷は行なっていません。1冊は表紙カラーでしたが、他の本は黒一色やカラーインク一色の印刷となっています。
黒一食でもグレースケールでイラストを作成しているので、グラデーションを上手く使えばデザイン次第でかっこよくなります。それに紙を白でなくカラーの紙を選択しているので2色カラーみたいに見えてきます。(最近の人は色上質紙を使わない人が多いので10年前の同人誌手法です)
特にカラーインクと色上質紙を使えば組み合わせ次第でカラー印刷よりも効果的かも。
と言う訳で今度の本は多分、一色印刷になる可能性が高いでしょう。
(原画がグレースケールなので、モニターと印刷の色ずれの心配が少ないメリットあるわけで・・・ ずれた時は結構ショックなんですよ)
カラーインクと色上質紙の組み合わせは、印刷所に直接入稿で絵を見ながら印刷所の人と話して決めています。
最初はこの色とこの紙と思っていたのですが、絵を見てアドバイスしてくれるので、良い本になりやすいですね。
ミラの本は印刷所で考えてなかった組み合わせで生まれたものです。